【日本唯一のメンタリストという事ですが、メンタリストとは、具体的にどのような事をされるのでしょうか?】

メンタリストの基本定義は、「自然界のああらゆる現象を整合的な根拠を探求することにより、人間の持つ精神を知性的に向上させ、その前提認識をコミュニケーション能力として感性豊かに表現していき、自己(本質的な自分)の目指す最終ゴールへと論理的に導いていく、探求・実践・表現していく者の事である。」と定めています。

一言で言うと、人生を本気で一生懸命生きている人という事になるかと思います。ですので、わたしは、世の中の偉人や天才と呼ばれていた人は、上記のメンタリストの定義にあてはまる方々であると思っています。

自分の関心のある分野や対象とした出来事をとにかく本気で精一杯やり続けた。そして、やり切った。イエス・キリスト、釈尊、ガンジー、マザーテレサ、アインシュタイン、ジェームスディーン、ジョンレノン、マイケルジャクソン、ビルゲイツ、スティーブジョブス、等。全てメンタリストであると考えます。

また、エキスパートやプロフェッショナルの方々を対象にセッションを行うメンタリストは、「人間が生存するに際して、発展的な思考、言語、行為という心理的な流れを創造的な視点から、それまでの現象やそのものの仕組みに対して、全く新しい技術や考え方を取り入れて、創造的な価値観を生み出し、社会的に貢献できる変化を起こしていけるエキスパート」であると定めます。

メンタリストは、人間の持つ脳の構造公式を詳細に理解します。詳細とは一体どういう事か。それは、古典力学と量子力学の連動性を、現象学に適応させるという事です。

最先端科学では、大脳生理学の考え方を超えて、エネルギーという観点から脳の反応を解析しています。この目に見えないエネルギーの世界を科学しているのが「量子力学」です。そして、目に見えるものを科学しているのが「古典力学」と表現して大きく相違はないと思います。肉体は、胃や腸、心臓、等々器官から出来ています。器官は細胞で構成されています。細胞の中心にはDNA(デオキシリボ核酸)遺伝子があり、その情報により、細胞活動を行っています。そして、そのDNAは分子からできており、分子は原子で構成されています。

ここまでが古典力学の世界です。巨視的(マクロ)と表現され、電子顕微鏡などの装置を使えば肉眼で形状を捉える事が出来ます。
ここから更に小さな世界は量子力学の世界です。原子は素粒子で構成されています。そして、素粒子はクォークで構成されています。
この世界を微視的(ミクロ)と表現され、いかに今後科学が発達しようが、肉眼で形状を捉える事は出来ません。ここがエネルギーの世界です。メンタリストは、目に見える物質としての脳、そしてそれを機能させているエネルギーとしての脳のメカニズム、その両者を日常生活に適応させる為にはどのように働きかければいいのかをメソッドとして体系立てています。そして、そのメカニズムを身に付け、メソッドを実践する事によって、人間の持つ精神性を高め、バランスを取る事により、人間の本来持つ可能性を最大限に引き出し、本人が望むゴールへと導いて行きます。

可能性とは、潜在的に秘めている、その人が持つ発展性です。たとえば、第64代横綱の曙太郎さんの専任メンタルトレーナーをわたしはやらせて頂いておりますが、曙さんはご自身を鍛えたからあのように強くなったのではないのです。鍛える事により元々持っていた力や強さが出やすくなったというのが本当の考え方です。ですので、入力するのではなく、ないものを得るのではなく、元々備わっているものを引き出すという 考え方です。事実、脳はそうなっているのです。その為には、力としての自分と、力を導くための方向性が必要です。力としての自分とは、先ほど記述した既に備わっている脳内のパワーです。そして、方向性とは、目的の事を指します。

目的には、意義と意図が存在します。意義とは、意味を指し、意図とは計画を指します。ですので、目的には、必ずその理由や意味、価値とその計画性が内包しているのです。メンタリストは、クライアントを理解してあげる事によって、その方向性を共に定めていきます。