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1993年ドリフターズみたいな事をやろうと5人組の劇団を旗揚げ。劇団と云っても、よくある小劇団のオチに『やっと見つけた…本当の自分』と云った自分探し芝居や未来や過去にタイムスリップしてしまう芝居などはやった事がありませんでした。稽古より談笑を重視したチェーホフやら読んだ事のない集団でした。その後99年にピン芸人として活動。ギター漫談で滑り倒し、稲川淳二さんの物真似に出会い活動中。他に桶を使ったコント、通称『桶芸』を持っています。あらびき団を皮きりに様々なメディアに出演するもホームランが打てずに現在は二軍で調整中。
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「恐の出来事」
月額:550円(税込)
創刊:2012年8月5日
19年ぐらい前に仲間と『ドリフターズみたいなことをやろう!』と言って、自分たちで劇団を組んでやりはじめたのがきっかけですね。でも座長やってたのにクビになっちゃったりして(笑。
それから一人になってやりたいことやってたんですけど、もう芸人というか、そういうのやめようかなと思った時に、10年ぐらい前になるんですけど、ある芸人仲間が『声、稲川さんに似てるから何かパロディやれば?』って言われたんです。『くだらない桃太郎みたいな話を稲川淳二の声でやったら面白いんじゃない』って。それでちょうどその時、身内でライブをやってたんですけど、すぐにアドリブみたいな感じでやってみたんです。「えっ!?』って思うぐらい会場がすごいウケて、それで嵌ってしまった感じですね。
実は自殺を3回くらい見たことがあるんですよ。あとは後から考えてみたら不思議だったなぁ・・・っていうような体験だったりとか。お仕事では、稲川さんのものまねをやるようになってから、ロケで心霊スポットに行った時であったり。このメルマガでは、私自身が実際に体験した怖い話も書いていこうと思っています。
そう言えばこの間、夏に怪談番組のコメンテーターでよく出ていらっしゃるお笑いの先輩とお仕事した時に、その方はやっぱりよく見えるらしいんですが「やっぱり持ってるね、期待の新人だ。」って言われました(笑。でも私、さっぱり霊とか見えないんですけどね。
怪談話って実は楽しいんですよっていうことを伝えていきたいです。怖いのは怖いですけど、霊が見えない私に不思議な体験を与えるということは、私に何かを訴えているんだと思うんです。私を通して何か発信していかないといけないんじゃないか、っていう使命感みたいなものも感じているんです。そういった体験を私が感じた通りに、できるだけ忠実にお伝えできたらいいなと思っています。