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ゲスト様
二ノ宮 よう子
Profile
職業 回文師
名前 二ノ宮 よう子(にのみやようこ)
生年月日 1971年8月19日
出身地 神奈川県
趣味 回文、映画鑑賞、時代劇、ワイン、
TVゲーム
団体 The さかさ座
Twitter NinomiyaYohko
 
Information
2011年5月より回文川柳(「たけやぶやけた」のような上から読んでも下から読んでも同じになる文章で作られた川柳)の創作活動を開始。1年半ほどで作品数日本一(ネット調べ)の回文柳人となる。

東京カルチャーカルチャーにて「回文キング」開催。週刊アサヒ芸能「投稿!エロ回文塾 後ろから前からどうぞ」連載。回文クリエイター集団「The さかさ座」の現代表者。代表作は「ダメ男子 モテ期が来ても死んだ目だ(だめだんし もてきがきても しんだめだ)」
二ノ宮 よう子の「なかよしにしよかな」(メールマガジン)で得られる6つの特典!
二ノ宮 よう子
二ノ宮 よう子のメールマガジン
「なかよしにしよかな」

発行:第2・第4金曜日(月2回)
月額:330円(税込)
創刊:20141月10

回文川柳を始めたきっかけを教えてください。

3年ほど前、不惑を目前にして「この40年間で自分は何か世の中の役に立てたのだろうか」と思ってしまったことがあるんです。それから考えているうちに「世の中の役に立っている人は少なからず発信力を持っている」のだと気づきました。そこでまずは「手っ取り早く何かの第一人者になろう」と決めたんです。元来、文章を書くのが好きなので文学関連で探していたのですが、例えば川柳などだと、それこそどなたでも作られますよね。でも、あるときふと「川柳って回文にできるな」と思いついて。ネットで調べてみたところ現役でバリバリ作られているかたは、そのときいらっしゃらないようだったので「じゃあ私が」と。それから1日1句以上と自己ノルマを決めて作り続けています。

どうしたら回文を上手に作れるようになりますか?

二ノ宮 よう子

よく上達法を訊かれるのですが、申し訳ないと思いつつ詰まる所〝慣れ〟だとお答えしています。回文創作もスポーツ等と同じように日々の鍛錬によるものが大きいんです。ただ回文を作る作業は本当に楽しいです。私も始めた当初はこれほどハマるとは思っていませんでした。例えば「痛み(いたみ)」は本来、感じるものですが回文に使おうとそのまま逆さにすると「見たい(みたい)」になってしまうんです。この場合は「痛み止みたい(いたみやみたい)」のようにして自然な文章に仕上げます。あと「酒(さけ)」は逆さにすると「今朝(けさ)」。このため回文の世界では朝から酒盛りなんてことがちょくちょく起こります(笑)。こんな風に単語を逆さにしてみると意外な言葉になったりして常に発見がありますし、それを試行錯誤して自然な文章に仕上げるのも醍醐味です。楽しんでやっていれば上達なんてすぐですよ。

どんなメールマガジンにしていきたいですか?

とにかく読者の皆さんに回文の楽しさを知ってもらいたいんです。それにはまず回文に触れること。「回文クイズ」や「回文大喜利」など、色いろな仕掛けを提供していきますので読者の皆さんはどんどん参加して欲しいです。さっき回文の上達法は〝慣れ〟だとお話ししましたが、私がそうやって回文に慣れ親しむうちに得たコツやノウハウのようなものも少しずつご紹介できたらなと思っています。もちろん既に回文を作るのが得意だというかたにも楽しんでいただけるような企画もご用意いたしますよ。読者の皆さんと〝いっしょに作って楽しむメルマガ〟にしたいと思っています。