このメールマガジンでは、東小雪と日本心理研究所代表のカウンセラー岩本令子がほかでは話せない「本音のホンネ」を、みなさまにだけこっそりお話しします。
毎月第2・第4木曜日の月2回、みなさまに手紙を書くような気持ちで丁寧に綴ります。
お悩みや質問にもどんどん答えていきますので、ぜひメールを送ってこのメールマガジンに参加してくださいね。


vol.001(創刊号) / 2014年8月14日発行


《もくじ》

1. ごあいさつ
2. Lの視点
3. カウンセラー令子の「本音のホンネ!」
4. 東小雪のカルチャーなび
5. お悩み相談室
6. 今日の1コマ
7. 編集後記
■Information



1. ごあいさつ

みなさま、はじめまして! 東小雪です。メルマガをご購読いただき、本当にありがとうございます。

メルマガの創刊は、『なかったことにしたくない 実父から性虐待を受けた私の告白』(講談社)の出版が決まった頃から、ずっとやりたいと思っていたことでした。
このたびそれが実現して、みなさまに「ここだけの話」「私の本音のホンネ」をお届けできることを本当に嬉しく思っています。

いただいたお便りにもメルマガ内でどんどんお返事していきたいと思っていますので、ぜひ感想やお悩みをメールで送ってこのメルマガに参加してください!
それではどうぞ、お楽しみくださいませ。




2. Lの視点

<「私の何がイケないの?」に出演しました。>



先日、TBSテレビのバラエティ番組「私の何がイケないの?」に出演しました。
さすがは民放ゴールデンのバラエティ番組! その反響の大きさに正直驚きました。

「今の若い人はテレビを見ない」とか
「これからはSNSの時代だ」とか
「ウェブで政治を動かす」とかとかとか!

私はこれらに非常に希望を感じていて、「ソーシャルメディアを利用したマイノリティからの発信」というテーマで大学でお話しさせていただいたこともあります。だって、ディズニーでの同性結婚式だって、Twitterを活用しなければあれほどのバズには絶対になり得ませんでしたもの。
(あれはTwitterなどのソーシャル、インターネットで話題になったということが毎日新聞本紙に取り上げられたことをきっかけに、既存のメディアでの報道に広がっていったという経緯があります。)

私はソーシャルメディアの力を実感していて、これからの社会を、とくにこれまで発信する力が弱かった個人が、加速度的に社会を変えていけるのではないかと大きな期待をしていました。

しかし...
みんなめっちゃテレビ見てるやん...

それはちょうど「私のTwitterのタイムラインと現実の選挙結果がかけ離れすぎているあの感じ」とちょっと似ていました。

みんなめっちゃテレビ見てるやん...
私たちの出演した回が「視聴率が高かった」ということとはまた別に、驚きました。

さて、たくさんいただいた感想の中で、とくに印象に残ったのはこんな感想です。

「オネエタレントのように「装う」ことなくテレビに出るから、(レズビアンである)こゆきさんとひろこさんは大変だなあ」というもの。

うーん! そうだったのか! 私が感じた大変さの一部は、ここにあったのか!

オネエタレントでなくとも、すっぴんにパジャマで出演するわけにはいきませんから、ヘアメイクさんがテレビ用のヘアメイクを施し、衣装だって見え方を考慮して打ち合わせる。ですから、まあ私もある意味"女装"して出演したわけですが...
私が女装しても、それは「トランス」しないんです!

↑ ここ結構重要!

ジェンダーを越境して、男が男から降りて、一段下がって女になって言いたいことを言うのと、(えんてれこみーや(" ")をいっぱい付けたい感じですね...)
女が女のままで言いたいことを言うのには、大きな違いがあります。

・テレビにオネエはいっぱい出てるけど、“オニイ”はほとんどいない
・テレビの中にゲイは出てるけど、レズビアンの人はほとんどいない

これはテレビを見ている人ならすぐに気がつくでしょう。

でも、お気づきですか?
テレビで言いたいことを言っている若い女性は本当に少ないということ!!
何もレズビアン女性に限ったことではありません。ヘテロセクシュアルの女性もですよ?
最近では起業家の仲暁子さんやChange.orgのハリス鈴木絵美さんがテレビでも活躍されていますが、それでも私は自分の主張をはっきりと言う若い女性がまだまだ本当に少ないと感じています。

私はスタジオで、レズビアンとして言いたいことをはっきり言ってきました。
が、それはなかなかに大変でした。

なぜなら、女性の発言も対等に聞こう、対話しようという前提でない男性が多すぎるのです。
(国会や都議会でさえもそうなのですから、呆れてしまいます。)

...そしてそうした人たちは声がデカイ!

私はセクシュアル・マイノリティである大変さと同時に、女性であることの大変さもとても強く感じています。

まぁでも、、まずは高圧的な男性タレントの態度にもひるまずに落ち着いて反論を続けられたことは、初めの一歩だったかな? と思っています。

そしてその初めの一歩を踏み出せたのは、顔面蒼白になりながらも一緒に闘ってくれる、愛するひろこさんがいてくれたおかげ! と、最後にはのろけておきます(笑)



<「魂の殺人」!?>

新刊『なかったことにしたくない 実父から性虐待を受けた私の告白』(講談社)のインタビュー記事が、雑誌『AERA』2014年7月7日号(表紙はアンジェリーナ・ジョリー)に掲載されました。実際に記事をご覧いただいた方もいるかもしれません。



記者の方に丁寧に取材していただき、また「社会」のページに掲載していただいて、とても嬉しく思っています。

ちなみにこの著者近影は、講談社の「アトリウム棟」という植物園(!?)のようなスペースで撮影したものです。講談社のエントランスには、3階まで吹き抜けのようになっている植物園的スペースがあり、訪れる新人著者(←私)に威圧感を与えています。。

さて、こちらの記事。見出しに『「魂の殺人」を実名告白』とありますね。

.....。。
え。わたし、魂、殺されちゃったのでしょうか...???

結論から言うと、私の魂は殺されてなどいません。絶対に!

性被害を語るときに使われる「魂の殺人」という言葉を聞くと、女子高生の援助交際に関して出てきた言葉である「援助交際は人格は傷つけないかもしれないが、"たましい"を傷つける」というものが思い出されます。

売春やレイプ被害などで、人間の魂が殺されたり傷ついたりすることなんてあるのでしょうか?
そのとき、男性の魂もやっぱり傷つくのでしょうか?
売春した女性の魂が傷つくとしたら、買った男性の魂も傷つくのでは??

「性」と「魂」を結びつけて語られると、疑問がとめどなく溢れてきます。

でも、性虐待サバイバーの私が今はっきり言えることは、どんなに酷い性被害に遭ったとしても、私の魂は傷つかない! ということです。

私が性虐待の被害から回復していく過程では、カウンセラーの岩本さんから繰り返し言われた

「あなたはなにひとつ、どこも損なわれてなどいない」

という力強い言葉が、私の回復の基盤になりました。

しかし、そうは言っても、あのおそろしい出来事を「魂の殺人」としか表現のしようがないほどに、私は傷ついていたという事実もあります。
私が他の被害者の方の被害を読んだりお聞きしたりするときも、本当に胸が塞がれる思いがして、「こんな暴力はまさに「魂の殺人」ではないか!」と思わされることもよくあるのです。

私の魂は絶対にあのときに殺されたりしていない! と思う私がいて、
でも、そうとしか表現できないほどひどい暴力だ! と思う私もいます。

ちなみに、「魂」つながりで引用させていただいたこの言葉。
「援助交際は人格は傷つけないかもしれないが、"たましい"を傷つける」は、90年代後半に起きた女子高生の援助交際論の文脈で頻繁に出てきます。 

私は最近、「売春」「セックスワーク」について、非常に関心を持って学んでいます。それは、私は「私の性被害」と「現在の日本で起こっている売春」が、地続きの問題であると考えているからです。

今、売春している人の中で、性被害(性虐待を含む)に遭ったことが全くない方はどれくらいいるでしょうか? 大規模な調査や統計をとるまでもなく、キャバクラでもそソープでも「病んでる子が多い」というのは、行ったことがある人の共通認識なのではないでしょうか?

売春=必要悪とか
売春=犯罪とか
セックスワーク=労働者の権利とか

そう簡単にはまとめられないのではないかと思っています。

この話題は炎上必至なので、まずはこちらのメルマガ内でこっそりとお話しいたしました。もっと知識を蓄積して、もっともっと深く考えて、私なりの「答え」に近いものが見つかって、公にもお話しできるようになっていきたいと、じっくり準備しているところです。

性と恥
性と人格
性と魂

こんがらがっているものを解きほぐしたら、私たちは生きるのがラクになれるのでしょうか...?



3. カウンセラー令子の「本音のホンネ!」



みなさま、こんにちは! カウンセラー令子です!

改まったご挨拶は、あまり得意とするところではないですが、私が誰か? どんなことをしてきたか? 何故カウンセラーになったのか? どんな勉強をしてきたか? 歳は何才か? 何故いつから金髪なのか? 等々……etc……は、いずれ追い追いお知らせすることにして、まずは、この「明日のあなたへの手紙」のメンバーの東小雪と増原裕子(ひろこ)のカップルとの出会いからお話しましょうか。

2012年11月、やけに晴れた日の午後。
女性と子どもへの暴力を無くそうと呼びかける『歩こうよ!むらさきロード』のパレードに出かけた時のことです。

私個人としては、実はパレード、デモ?! どれも初めての体験でして。
元々いたってシャイ? に出来上がっていますので、人まえでプラカードを掲げてシュプレヒコールを叫ぶなんて、、、。

とてもとても?! 恥ずかしくて、恥ずかしさのあまりオレンジ色のアフロヘアーをかぶってしまい、恥ずかしさついでにすぐ後ろにいたひろこさんに半ば強制的に持っていたプラカードを渡し、私めは踊り出してしまったしだいであります。

確か小雪さんとひろこさんは、
「私の恋人は女の子」?? そんな手作りのプラカードを掲げていたようでした。
その彼女たちにさらに私の持っていたプラカードを渡したのだから、ウムを言わせずプラカードを渡されたひろこちゃんの抗議の視線を今もはっきり覚えています。ゴメンね!

その日の打ち上げの会場で主だったメンバーの何人かが少しずつ自己紹介を兼ねたスピーチをしたのです。

後になって彼女たちから聞いた話によると、当時ひろこさんは小雪さんの精神的混乱に戸惑い彼女には専門家の治療が必要と感じてネット上の情報を検索するうちに、東京港区の医療法人社団法人学風会さいとうクリニックを探し当て、近いうちに小雪さんを診察に連れて行こうとしていたとのことでした。

さいとうクリニックとは’95年に斎藤学という精神科医を中心に、心の病いと問題行動を機能不全家族の病理として捉え、従来の精神科医療の投薬と隔離中心の治療とは一線を画する取り組みをし、AC「アダルトチルドレン」という現代では一般的な表現として誰もが知る用語を世に発信し、デイケアを中心に家族全体を診る画期的な精神科としてマスメディアの注目を集めたクリニック。斎藤医師のAC関連の本もヒットし、開業当初から患者さんの来患数に対してスタッフの体制が追いつかず大変な混乱の日々を過ごしました。

当時、日本中の精神科に「自分はAC(アダルトチルドレン)です! 診てください」と訴える患者が殺到したそうですが、当の精神科医の先生方は「AC?」が何のことやら検討もつかず、大いに迷惑されたとの話があちこちから聞こえてきたものです。

まさか! 先ほどプラカードを押しつけて踊り出したオレンジ色のアフロヘアーのオバサンが、何とクリニックを創立した3人のメンバーの1人で、クリニックのスポンサーだった株式会社家族機能研究所の代表だったとは? 彼女達もさぞや驚いたことでしょう!

まあ、そんな乱暴な出会いではあったのですが、改めてご挨拶を交わして「何かあったら訪ねていらしたら?」と声掛けをしたのがご縁の始まりになったのです。

ただし、私自身はクリニック設立後3年間で理事職だけ残し実質的経営から手を引き、新たな事業を企画しアメリカの臨床心理現場のマーケットリサーチに3年を費やし、後にAPA(アメリカ心理学会)の専門家向け映像教材を、日本の国公立大学院の臨床心理士学部と精神医学部を中心に日本語版を製作販売する会社を起業しました。

あぁ! 何だかどうでも良い退屈な話になってゴメンナサイ!
もう少しだからね!?
当時は欧米型の臨床心理を学ぼうとした学生は海外に留学していたので、渡米を繰り返していた3年間に日本人留学生のほとんどの方々とお会いし、さらにアメリカ西海岸の臨床心理学の大学院教授の先生方に面会を求めて色んなお話を教えていただき、また、その間にシアトルで催眠行動療法を学んだりもしたものです。

その後も、国内外の先生方を招き専門家対象のワークショップのオーガナイズを数多くしてきました。が、これ以上はまたの機会にしましょう!

話を小雪さんとのカウンセリングの場に戻すと、パレードでお会いした次の週の初めにひろこさんからお電話をいただき、やはりカウンセリングを受けさせたいとのことでしたので、小雪さんに当時恵比寿にあったカウンセリングルームに来ていただいたのです。

主訴。
主訴とはクライアントがカウンセリングの場に繋がる時に、誰が? 誰の? 何について? どんな風に? 困っているか? の主な訴えのことを言います。

小雪さんの主訴は「母親に対する怒りの感情について」でした。

次回はカウンセリングの実際上のお話をしていきましょうね!



4. 東小雪のカルチャーなび

本、映画、アート、舞台。心を豊かにしてくれた作品の感動をおすそ分けします。


『ミドリのミ』(吉川トリコ著、講談社)



今回は吉川トリコさんの小説『ミドリのミ』(講談社)をご紹介します。

小学校3年生のミドリは、父親とその新しい恋人の男性の3人で暮らしています。

支配的で目の前のミドリに寄り添うことのないミドリの母親。
「“普通”じゃない!」と攻撃してくる同級生。
多くは語らないけれどマイノリティとしての生き難さを乗り越え、ミドリを愛し家族になりたいと願うゲイ男性…。

どの登場人物もとても生き生きとリアルに描かれます。
ジェンダー/セクシュアリティを超えてどの登場人物にも感情移入できてしまうのは、作家自身がそれらを想像力で軽々と超えてしまっているからではないでしょうか?

著者ご本人は「(セクシュアル・マイノリティの人から)「こんなんちがう!」という反発も覚悟していた」(吉川トリコさんTwitterより)とのことですが、
セクシュアル・マイノリティの胸の痛みを、こんな物語にできるのか! と感動いたしました。

読み終わるまでに、何度も涙を流しました。

また本の装丁も素敵なんです! 読み終わりましたらぜひカバーを外してみてください! この本は作り手からの愛情をいっぱい注がれた作品なんだと、胸が熱くなります。じいん。(電子書籍もいいけれど、やっぱり紙の本の良さよね!)

今一番オススメの小説です。ぜひこの素敵な物語をお楽しみください。

小説『ミドリのミ』(吉川トリコ著、講談社)本体1,500円(税別)



5. お悩み相談室

=============================================

東小雪さん、増原裕子さん、こんにちは。

私は埼玉県に住んでいる31歳女性です。「レズビアン的結婚生活」「なかったことにしたくない」読ませて頂きました。カミングアウトをして、様々な活動に取り組まれている姿をみて、とても感動しました。

私はカミングアウトできていないので、自分の悩みを誰かに相談することはありませんでした。
普段は女性を好きなことを隠して生活しています。そんな私でも、付き合って8年になる36歳の彼女がいます。同棲期間は3年になります。私は彼女のことが大好きですし、二人で生きていきたいと思っています。

彼女のお母さんは娘が結婚して子供を産むことを望んでいます。彼女のお母さんの気持ちは痛いほどよくわかります。彼女が、お互いにゲイの人と結婚して、体外受精で子供を産み一緒に育てるのはどうか?と私に言ってきました。

彼女が私より年上なので、何かあった時に私のことが心配とも言っていました。でも、それって…偽装結婚?になるのでは…彼女は冗談と言ってましたが、冗談で話しているようにみえませんでした。親を安心させてあげたい、老後の不安のことを考えると彼女の気持ちもよくわかります。

私は大好きな彼女と、くだらないことで笑いながらずっと一緒にいたいと思っています。彼女にとって、何が一番良いのか今はわかりません。どうしたらいいのか…

ペンネーム オラフ 

=============================================


オラフさん、メールをありがとうございます。オラフさんの抱えている悩みは、おそらく多くの人に共通するものではないかと思います。
私の周りにも偽装結婚している人がいました。偽装結婚しようと試みた人もいます。

この問題を、何点かに分けて考えてみたいと思います。

まず、一つ目。
体外受精で…とありますが、なぜいきなり体外受精??
ご存知かもしれませんが、体外受精と人工授精は違います。私はこの部分を読んで、パートナーの方とよく調べ、よく話し合われたのかな...? と感じました。もしかしたらまだこの件については、あまりじっくり話し合われていないのかもしれませんね。

私とひろこさんは、子どもを持ちたいと思っています。それはなぜなのか、どうやって子どもを持つのか、育てられるのか、仕事はどうするのか、経済的な課題はどうクリアしていくのか、などなど、本当に真剣に向き合って、よく話し合っています。ふたりだけではなく、周りの人の力や助言もいただいて考え続けています。

子どもを育てるということは、まだ私にも経験はありませんが、生半可なことではないでしょう。とくに今の日本社会の中で子どもを育てるということは、本当に本当に大変なことです。(これはレズビアンであってもなくてもだと思います。ですからマイノリティであればなおさら! だと思います。)

いただいたメールを読むかぎりでは、「彼女のお母さんを安心させるため」に子どもがほしい…というような印象を受けます。
なぜ子どもを持ちたいのか…。これは異性愛のカップルであっても明確な答えはないのかもしれません。お母さんを安心させるため…という答えもアリかもしれません。ですが、まだまだオラフさんのお気持ちが固まっていないように感じました。(違っていたらごめんなさいね…)
やはりまずは、その部分もパートナーの方とよく話し合うことが大切だと思います。(そのときには、「私はこう思う」というアイメッセージを心がけてみてください。)

次に、お互いにゲイ男性と結婚するという、いわゆる偽装結婚の選択です。
結論から申し上げると、私は賛成できません。
地方に住んでいる方や、親の結婚へのプレッシャー、会社での出世などなどで、異性と婚姻する必要に迫られる方が多くいらっしゃるのは重々承知しています。
ですが、私自身がパートナーシップを持ってみて思うのです。本当に大好きで、一生を共に歩みたいと思う相手でも、関係性を築いていくのは大変なのに、世間体のために誰かと婚姻関係を維持していくことは、本当に本当に大変なことだと思うのです。 (婚姻するということは法的なコミット、契約ですから法的な責任が生じます。破綻したときに解消するのも非常に大変です。)そこにどれほどのエネルギーを使うことになるでしょうか。そしてそこにエネルギーを使うことで幸せになれるでしょうか?

私は自分らしくある状態で、人と関わり合えるときに幸せを感じます。これはあくまで私の場合です。ですが私は、偽装結婚をしてその関係を長く維持できるのか、できたとしてそれが幸せにつながるのか疑問です。偽装結婚は、究極的には、親やまわりの人を欺くために婚姻することですから、精神的な負荷も相当なものでしょう。

「大好きな彼女と、くだらないことで笑いながらずっと一緒にいたい」

この気持ちに性別は関係ありません。そう思えるパートナーがいることは、本当に恵まれたことですし、幸せなことです。
親のこと、カミングアウトのこと、子どもを持つこと…乗り越えなければならないことは多いかもしれません。それでも、8年もの間パートナーシップを育み、これからも一緒に生きていきたいと思えるパートナーがいるのですから、どうか今隣にいる人を大切にして、よく話し合ってみてほしいと思います。

カミングアウトしてもいいし、しない選択肢もあります。子どもを持つこともできるし、持たない人生ももちろんあります。大切なのは、パートナーとどうしていきたいか、本当のことを話し合うことだと思うのです。その上で、ふたりが出した答えが偽装結婚なら、それもアリだと思います。自分らしい選択はなんなのか、本当はどうしたいのか、まずはご自身によく聞いてみてくださいね。



6. 今日の1コマ

東小雪の日常を大公開! 最新のお仕事や活動を、写真や動画でお伝えします。





コメンテーターをさせていただいているTOKYO MXの情報番組「モーニングCROSS」の現場です。
生放送なのでちょっと緊張するかも!? と思っていましたが、司会の堀潤さん、アナウンサーの脊山麻理子さん、番組スタッフのみなさんに暖かく迎えていただき、楽しくお仕事をさせていただいています。スタジオのいきいきとした空気が、写真からも伝わるのではないでしょうか?

TOKYO MX「モーニングCROSS」は月曜日〜金曜日、朝7:00からの生放送です。Twitterからハッシュタグ「#クロス」をつけてコメントすると、リアルタイムで番組に参加できます。ぜひご覧くださいませ!

8月は下記に生出演予定です。
・8月19日(火)朝7:00から
・8月26日(火)朝7:00から
http://s.mxtv.jp/morning_cross/



7. 編集後記

記念すべき創刊号、いかがでしたでしょうか? お楽しみいただけましたか?
みなさまに喜んでいただけるように、企画・執筆・編集と、懸命に取り組んできました。あなたの胸になにかお届けできたら、本当に嬉しいです。もしお近くに購読を迷っている方がいらっしゃいましたら、おすすめしていただけたら嬉しいです。(口コミは大事!)

ハッシュタグ「#東小雪メルマガ」をつけて、Twitterなどでも感想をシェアしてくださいね。

この創刊号が完成したとき、普段はクールなひろこさんの目に涙が...。感動して泣いていました。思いが形になっていくのはとてもとても嬉しいことです。

今回お悩みが取りあげられなかった方も、次回以降を楽しみにしていてくださいね! みなさんからのお便りをお待ちしています! ではまた!



■Information

こんにちは。小雪さんのパートナーの増原裕子です。
最近はまっていることは、超早寝早起きの生活で、20時台には寝るようにして、朝4時起き生活にトライしています。オフピーク通勤で通勤電車に座れるのもとても快適。時間を有効活用して、小雪さんとメルマガのアイデア出しや執筆、編集に勤しんでいます。
モーニングCROSSは朝7時からの生放送で、スタジオ入りは5時台。小雪さんも一緒に、朝型生活にトライしていますよ!

<出演情報>
◆NHK・Eテレ「ブレイクスルー File8 ふたりが選んだ、家族のカタチ。」のアンコール放送が決定しました! 同性カップルとして子どもを育てることについて、真剣に考えて向き合う東小雪・増原裕子カップルの密着取材と、風間 俊介さん(俳優)、安藤 桃子さん(映画監督)とのスタジオトークです。ぜひご覧ください。
8月18日(月)13:10 から 13:39
http://www.nhk.or.jp/heart-net/tv/calendar/2014-06/09.html

◆TOKYO MXの情報番組「モーニングCROSS」で下記の日程で東小雪がコメンテーターとして登場します。都民参加型の新感覚ニュースショー。東京にお住まいの方、ぜひ早起きしておつきあいくださいませ。(もちろん録画でもOKです!)

8月19日(火)朝7:00から/8月26日(火)朝7:00から
http://s.mxtv.jp/morning_cross/

<新聞、雑誌、Webメディアなど掲載情報>
◆現在発売中の『婦人公論』8/22号(8/7発売)に東小雪のインタビューが4ページ掲載されています。丁寧に取材していただいた記事です。

◆今年4月に青山ブックセンターで開催された、上野千鶴子先生、信田さよ子先生、東小雪、増原裕子のトークイベント「新しい『家族』のかたちを問う—日本社会とLGBT」の動画が公開されています。上野、信田両先生のお話は深くて、ユーモアと優しさに満ちていて、とても面白いです。
WAN:Women's Action Network:http://wan.or.jp/topic/?p=844

<書籍好評発売中>
◆東小雪の最新刊:『なかったことにしたくない 実父から性虐待を受けた私の告白』(講談社)
・単行本→http://amzn.to/1pzACPU
・Kindle版→http://amzn.to/1ol02Rw

◆コミックエッセイ:東小雪+増原裕子『レズビアン的結婚生活』(イースト・プレス)
 http://amzn.to/1sI6XDs

◆よりみちパン!セ:東小雪+増原裕子『ふたりのママから、きみたちへ』(イースト・プレス)
 http://amzn.to/1swlYr1

<東小雪へのお悩み相談募集中!>
東小雪へのお悩み相談を募集しています。
■公開してもよい文章(400字以内)とペンネームをお書きの上ご応募ください。
■可能であれば都道府県と年齢もお書きください。
■メールのタイトルには必ず【お悩み相談室】とご記入ください。
ご応募いただいたお悩み・ご質問には、このメールマガジン「明日のあなたへの手紙」内のお便りコーナーで回答します。お便りは一部編集させていただく場合があります。お送りいただいたすべてのご質問、ご相談にお答えすることはできませんので、ご了承ください。たくさんのご応募、お待ちしております!




■発行元:株式会社トロワ・クルール
■東小雪ブログ:http://koyuki-higashi.tumblr.com/
■東小雪Twitter:https://twitter.com/koyuki_higashi
■東小雪2CHOPO連載:http://www.2chopo.com/article/?writer_id=15
■東小雪動画まとめサイト:http://koyuki-higashi.strikingly.com/



Copyright (C) Trois Couleurs Co., Ltd. All rights reserved.
本メールの無断転載を禁止します