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 木村美紀のメールマガジン
     Breakthrough ~木村美紀の研究ファイル~       Vol.001
 
                      2011.09.12 発行 (創刊号)
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= 目次 ==============================================
 
【1】はじめに
【2】研究テーマ:速読
【3】プライベートおすすめアイテム:薬膳鍋店
【4】最新科学トピック:体が透明になる?!
【5】お知らせ
 
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【1】 はじめに
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こんにちは☆
 
このメルマガに来てくださり、ありがとうございます。
 
こうしてこの場を通じてお会いできることが嬉しいです。
 
ここでは、自分の内側をオープンにして、
自分の考えていることをじっくり伝えていきたいと思っています。
 
私にとって、ブログなどとは、大きく違う場所です。
 
ブログやツイッターは、基本的に短文。
 
だから、私がのせようと思うのは、
告知のような情報や、日々の出来事。
 
スペースが限られているから、
詳しい中身や想いがあまり伝えられません。
 
でも、本当に大事なことって、その中身の部分だったりする。
 
外枠だけ中途半端に出してしまっても、
ニュアンスが間違って伝わることもある。
 
伝えるなら、しっかり深いところまで伝えたい。
 
ドライな言葉面ではなくて、
温度をもったハートの部分。
 
本当に大事な中身の部分を伝えたいと思ったら、
私はブログではなくて、本やコラムにしてきました。
 
それには、心底の想いがぎゅっと詰まっています。
 
でも、ただ一つ問題がありました。
 
それは、タイムラグができてしまうこと。
 
書籍出版にいたるまでには、数ヶ月から数年かかるし、
お届けするまでに時間がかかってしまうのは避けられない。
 
私は、情報には2種類あると考えます。
 
一つは、鮮度が価値となる情報。
 
いかに新しいかが、情報の価値を決める場合です。
 
例えば、テレビやネットのニュースもそうです。
 
一刻を争う現場の状況がどうなっているか。
 
状況は随時変化していくので、古かったら意味がない。
 
もう一つは、普遍性のある情報。
 
時間や時代に関係なく、常に、
その深さ、質、バリエーションが価値となる場合です。
 
ソクラテスの思想は、時代や国をこえて、
書籍などを通して、その根源が受け継がれているように。
 
ノウハウや方法論は、いつの時代でも必要なもの。
 
そこで思うのです。
 
どちらの種類の情報も伝えられる媒体はないかと。
 
それが、まさに、メールマガジンなのです。
 
メルマガの意義は、ここにあると考えています。
 
つまり、私がこのメルマガにかける想いは・・・
 
じっくり深いところまで、リアルタイムな想いを伝えたい!
 
深いところまで掘り下げる、これが研究ということ。
 
表面的な部分だけでなくて、
テーマにそって奥底までとことん追究していけたらと。
 
そんな願いがこめられて創刊したメルマガです。
 
読者の方々からテーマも募集していくので、
一緒に奥深い世界を味わって開拓していきましょう。
 
 
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【2】研究テーマ:速読
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記念すべき第一号のテーマは、木村流速読法。
 
私は、幼少期から、速読トレーニングをしてきました。
 
 
 
東大受験でも、そのスキルがおおいに役立ちました。
 
現在、私は大学院で研究生活を送っています。
 
いつも英語で書かれた最新の科学論文をいくつも速読します。
 
休日には、本も読みますが、1冊数分で終えることがほとんど。
 
時間は限られていますから、少しでも多くの文字を読みたいですよね。
 
私の頭の中がどうなっているか、その思考回路を公開しちゃいます。
 
一言では言い尽くせないので、こういうときは、具体例が一番!
 
というわけで、さっそくクイズを1つやってみましょう。
 
 
Q. 次の文章を読んで後の問いに答えよ。
 
わたしは思い出す。しばらく前に訪れた高齢者用のグループホームのことを。
住むひとのいなくなった木造の民家をほとんど改修もせずに使うデイ・サー
ヴィスの施設だった。もちろん「バリアフリー」からはほど遠い。玄関の前
には石段があり、玄関の戸を引くと、玄関間がある。靴を脱いで、よいしょ
と家に上がると、こんどは襖。それを開けてみなが集っている居間に入る。
軽い「認知症」を患っているその女性は、お菓子を前におしゃべりに興じて
いる老人たちの輪にはすぐ入れず、呆然と立ちつくす。が、なんとなくいた
たまれず腰を折ってしゃがみかける。とっさに「どうぞ」と、いざりながら、
じぶんが使っていた座布団を差し出す手が伸びる。「おかまいなく」と座布
団を押し戻し、「何言うておすな。遠慮せんといっしょにお座りやす」とふ
たたび座布団が押し戻される・・・。
 
和室の居間で立ったままでいることは「不自然」である。「不自然」である
のは、いうまでもなく、人体にとってではない。居間という空間においてで
ある。居間という空間がもとめる挙措の「風」に、立ったままでいることは
合わない。高みから他のひとたちを見下ろすことは「風」に反する。だから、
いたたまれなくなって、腰を下ろす。これはからだで覚えているふるまいで
ある。からだはひとりでにそんなふうに動いてしまう。
 
からだが家のなかにあるというのはそういうことだ。からだの動きが、空間
との関係で、ということは同じくそこにいる他のひとびととの関係で、ある
形に整えられているということだ。
 
 
 
傍線部「からだが家のなかにあるというのはそういうことだ。」とあるが、
それはどういうことか。その説明として最も適当なものを、次の①~⑤の
うちから一つ選べ。
 
 
① 身体との関係が安定した空間では人間の身体が孤立することはないが、
  他のひとびとと暮らすなかで自然と身に付いた習慣によって、身体が
  侵蝕されているということ。
 
② 暮らしの空間でさまざまな記憶を蓄積してきた身体は、不自然な姿勢
  をたちまち正してしまうように、人間の身体はそれぞれの空間で経験
  してきた規律に完全に支配されているということ。
 
③ 生活空間のなかで身に付いた感覚によって身体が規定されてしまうの
  ではなく、経験してきた動作の記憶を忘れ去ることで、人間の身体は
  新しい空間に適応し続けているということ。
 
④ バリアフリーに作られた空間では身体が空間から疎外されてしまうが、
  具体的な生活経験を伴う空間では、人間の身体は空間と調和していく
  ことができるのでふるまいを自発的に選択できているということ。
 
⑤ ただ物理的に空間の内部に身体が存在するのではなくて、人間の身体
  が空間やその空間にいるひとびとと互いに関係しながら、みずからの
  身体の記憶に促されることでふるまいを決定しているということ。
 
さて、長かったように感じるかもしれませんが、答えを1つだけ選んで
みてください。
 
Thinking time!
 
さあ、自信をもって答えが出ましたか?
 
ちなみに、時間はどのくらいかかりましたか?
 
ふつうにじっくり理解しながら解いていたら、5分くらいはかかるかも
しれません。
 
自己流の読み方だと、1分で終わります。
 
実は、これ何の問題かというと・・・
 
今年2011年のセンター試験の国語の問題なんです。
 
できたてほやほや~。
 
最新版のセンター試験だから、過去問題集の解説本もまだ出版されていない
はず。
 
予備校の解答速報や解説は出回っていますが、じっくり解説をのせたものは
ほとんどない。
 
選択肢を消去法で消していって、どこが間違いかのポイントをちょっとのせ
るくらい。
 
でも、はっきりいって、そんなやり方じゃ進歩がないし、次につながらない。
 
大切なのは、いかに1秒でも早く正解を導く方法をみつけるか、という研究。
 
じっくり時間をかけて1文字ずつ読み込んでいったら、センター現代文は
満点がとれるものです。
 
だって、全国の高校生が一律に受けるテストですから、教科書カリキュラム
の範囲をこえた難解すぎる問題はでないはず。
 
ぱっと見て、この文章をどう感じましたか?
 
私の第一印象は、「げ、なんかオカタイ文章だな~(`‐´;)… 」
 
でも、そう思ったら、思うツボ。
 
せっかく今日という時間を費やして読むのだから、そこから何が吸収できるか
というポジティブ思考に切り替えましょ。
 
ぱっと見では難しそうな文ほど、実はからくりはカンタンだし。
 
「どっちが答えが微妙だな~」というような選択肢も当然ありません。
 
もし2個とも正解になってしまったら、日本中が大混乱だし、得点調整をしな
くてはいけない大問題になります。
 
センター試験だって、年月をかけてあたためて、試行錯誤を繰り返して、
やっと世間にお目見えする集大成の傑作ですからね。
 
無難な基本的問題のオンパレードです。
 
それを80分で大問4題というスピードでいかに達成させられるかが、勝負の
分かれ目。
 
満点をなかなか取れないのは、時間が少ない中で瞬時にヒントを探して答えを
導く判断力が必要とされるからであり、努力次第で伸びるものです。
 
努力といっても、何をどう頑張るかで、伸びしろは格段に違います。
 
世間の書籍や予備校の授業では紹介されてこなかった裏ワザが存在します。
 
要は、時間短縮術。
 
そのオリジナルの速読法を、このメルマガ限定で教えちゃいます。
 
私の目の飛ばし方は、こうです。
 
最初にチェックしたのは、ここ。
 
傍線部「からだが家のなかにあるというのはそういうことだ。」とあるが、
それはどういうことか。
 
 
「そういう」という中身を聞かれているんだなと。
 
指示語なら、前後を見ればいい。
 
直接的にさしているのは、前の内容に決まっている。
 
最初の段落をぱっと見てみる。
 
視線の焦点は、ページの真ん中を、上から下におろしていくだけ。
 
1行目の左から右まで全部読んで、次に2行目の左に戻って・・・と1行ずつ
視線を動かすことはしない。
 
1行の中央だけに固定して視点をあわせれば、まわりの字は自然と視界に
入ってくる。
 
キーワードを拾おうとしてみる。
 
が、一瞬で気付く。
 
なんだ、前の段落は、情景描写で、小説チック。
 
どういう役割かというと、ただの引用だから、本質ではない。
 
筆者が言いたいことを説得するために、持ち出してきたおまけ。
 
じゃあ、読み飛ばしていい。
 
直前の文章を見ると、
 
(A)
これはからだで覚えているふるまいである。からだはひとりでにそんなふうに
動いてしまう。
 
直後の文章を見ると、言い換えているから、↓これも同じ内容。
 
(B)
からだの動きが、空間との関係で、ということは同じくそこにいる他のひとびと
との関係で、ある形に整えられているということだ。
 
これらの文章も、ただの文字の羅列ではない。
 
ポイントは、新規性をもった単語を強く太字で浮かび上がらせること。
 
(A)
これはからだで覚えているふるまいである。からだはひとりでにそんなふうに
動いてしまう。
 
(B)
からだの動きが、空間との関係で、ということは同じくそこにいる他のひとびと
との関係で、ある形に整えられているということだ。
 
どうやって強弱をつけて読むかというと・・・
 
接続詞や語尾など、言葉をつなぐだけのよくある言葉は、隠す。
 
~のように、といった具体例、引用、例示は、隠す。
 
~に対して、というように、大切な言いたいことと逆の内容は、隠す。
 
新しい情報をもった単語だけ、強くつかまえる。
 
すると、文章がキーワードのつながりになる。
 
情報をコンパクト化する。
 
必要な情報は、これだけ。
 
ひとりでにからだで覚えているふるまい
からだの動きが、空間との関係で、ある形に整えられて
 
これが、正解のはず。
 
選択肢5つに戻ってみる。
 
5つも全部読むなんて、面倒くさい。
 
文のはじめからは、絶対読まない。
 
だって、日本人って、肝心なこと最後にもってくるじゃない。
 
思わせぶりなこと(笑)。
 
ひねくれているようだけど(笑)、私は文の最後から読む。
 
述語をピックアップ。
 
身体は?
 
① 侵蝕されている
② 規律に完全に支配されている
③ 適応し続けている
④ ふるまいを自発的に選択できている
⑤ ふるまいを決定している
 
ひとりでにからだで覚えているふるまい
からだの動きが、空間との関係で、ある形に整えられて
 
を無難に言い換えているのは?
 
① 侵蝕って・・・おかされて損なわれる所までいってないでしょ。×。
② 完全にって・・・100%断言するのは答えにならないのがセンターの鉄則。×。
③ 適応。まあアリだな。
④ 自発的って・・・自ら進んで意思が反映されないんだから、逆でしょ。×。
⑤ 決定。無難。アリだな。
 
×になった選択肢は、もう完全無視。
 
残った③と⑤の前のブロックに戻ってみる。
 
文の最初の「~ではなく」は、否定しているから読み飛ばす。
 
経験してきた動作の記憶を忘れ去ることで、
 
別に、忘れなくてもいいでしょ、そこまで言ってないし、×。
 
⑤ 
人間の身体が空間やその空間にいるひとびとと互いに関係しながら、
 
無難すぎるー(笑)。完璧これだな。答えは⑤。
 
だって、ただの言い換えじゃん。
 
傍線部直後を見て。
 
からだの動きが、空間との関係で、ということは同じくそこにいる他のひとびと
との関係で、ある形に整えられている。

<傍線部直後>    →    <選択肢⑤>
 
からだの動きが、   →    人間の身体が

 
空間との関係で、   →    空間や
 
ということは同じくそこにいる他のひとびととの関係で、   →   その空間
にいるひとびとと
 
ある形に整えられている。   →   互いに関係しながら、
 
ちなみに、選択肢の文末部分は、直前の言い換え。
 
直前を見て。
 
これはからだで覚えているふるまいである。
 
<傍線部直前>     →    <選択肢⑤>
 
からだで覚えている   →    みずからの身体の記憶に
 
ふるまいである     →    ふるまいを決定している
 
 
なーんだ、センター試験って、無難な言い換えだけじゃん。
 
そうなんです。
 
自分の感情を一切排除して、数学のように、パズルを解く感じ。
 
自分なりの捉え方、感想、連想、解釈、をするから間違うだけ。
 
本文中から宝のヒントを探してくるゲーム。
 
だから、問題っていうより、宝探しクイズ。
 
私が最初に、クイズを1問やってみようという表現をしたのも、その意向が
あったからなんです。
 
難しいことはない。
 
速読は、あみだくじのようなもの。
 
ヒントとなる糸口さえ正しくつかまえれば、あとは自動的にそれをたどる
だけで、一番大切な要旨にたどりつくことができる。
 
速読に大切なのは、良い意味での、ずるがしこさ。
 
全部を最初から追って読まないこと。
 
文字を1つ1つ追う視線の飛ばし方をしないこと。
 
1行の中央に視点を定めたときに、視界に入ってくる文字量は、個人差が
あります。
 
そして、トレーニング次第で、その文字量は増やせます。
 
私も訓練のおかげで、以前より文字量が変わったのが体感できます。
 
普段の小説なら、1ページを1~数秒でめくっていき、キーワードを探して
拾う、という読み方をチャレンジしてきました。
 
熟読とは、全く異なる方法です。
 
今回は、たまたま受験の文章を取り上げましたが、それは答えがあるから説明
しやすいかなと思っただけで、どんな日常の新聞や本でもできるやり方です。
 
一言でまとめます。
 
 
速読とは、新しい情報をもった単語を拾ってつなげる宝探しなり!
文章は、ブロック分けして、大事なコトが書いてある文末からたどるべし!

 
こういう思考法や発想法を、今後もメルマガで紹介していけたらと思います。
 
時間制限のあるテストって、こういう裏ワザがたくさん存在するんですよね。
 
入試も、TOEICなど資格試験も、そう。
 
国語など言語に限らず、例えば数学もそう。
 
センター数学なんて、答えにたどり着くまでの近道がいっぱいあります。
 
そのやり方を知っているかどうかだけ。
 
その方法論を発見したかどうかだけ。
 
通常の正統派じゃなくても、短い時間であっという間にゴールに行ける。
 
受験に限らずとも、どんなジャンルでもいいので、もしリクエストがあったら、
一緒に解決していきたいと思うので、次回からリクエストお待ちしています。
 
 
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【3】プライベートおすすめアイテム:薬膳鍋店
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このコーナーでは、私のプライベートを公開!
 
幸せな生活を送るために役立ったアイテムや、生活を豊かにしてくれた
アイテムを紹介していきます。
 
幸せを感じられるライフスタイルは、幸せを感じられる体づくりから。
 
医食同源という言葉のとおり、体をつくるのは、日々の食事!
 
食事は、体が求めている、体にいいものがいい。
 
そこで、たどりついたのが、薬膳料理。
 
そもそもの興味は、薬学部での授業にありました。
 
自然の世界に存在している植物に、どんな成分が入っていて、どんな効能が
あるのか。
 
成分の構造や薬理活性を詳しく勉強して、肉眼では見えない分子レベルの
世界できちんと裏づけされている科学の力に感動したんです。
 
漢方として使われてきた食材がいっぱいあります。
 
東洋医学では、経験や統計に基づいて、古代から食されてきました。
 
現代科学技術によって、そのメカニズムが解明されてきています。
 
私は、そうした科学に裏づけされたものを安心して取り入れていきたい。
 
だから、漢方や薬膳のことを学ぼうと思ったのです。
 
漢方、って聞くと、どんなイメージがありますか?
 
まわりの大勢に聞いてみたところ、驚く結果が!
 
女子は、「健康美容に良さそうだから、食べたい~」
 
男子は、「苦くてまずそうだから、我慢して食べる感じかな」
 
と、男女でイメージが大きくわかれるのです。
 
私は、強く言いたい。
 
漢方料理って、激辛・激苦じゃなくて、思ったよりも甘かったりもするし、
おいしい!
 
薬膳料理を取り入れると、私は肌の調子や免疫力が変わるのをよく実感します。
 
私は特に体調がお肌に出やすいので、肌あれがなくなったり、化粧のりが良く
なったり、すっぴんでいる時間が以前より多くなりました。
 
薬膳っていっても、急に体に取り入れるのは難しい。
 
そこで、今回は、薬膳鍋のお店をおすすめします。
 
女子会で、薬膳鍋部を結成しているので、いろんな薬膳店をまわってきました。
 
ちなみに、メンバー募集中ですよ。(笑)
 
プライベートでよく行くのは、こちらのお店。
 
「美肌薬膳火鍋 笑龍」
 
赤と白の2種のスープが、2つに分かれた鍋でグツグツと!
 
白いスープは、白湯といって、鶏・豚骨・野菜などで煮込んだもの。
 
赤いスープは、麻辣湯といって、白湯をベースに、漢方・香辛料を加えたもの。
 
そこに、漢方具材がたっぷり入って、漢方エキスが凝縮されるんです。
 
具材も、こだわりのレアな食材がいっぱい。
 
例えば、アガリクス茸とか。
 
たもぎ茸、茶樹きのこ、鴇色平茸、白霊茸、花びら茸、舞茸など、キノコだけ
でも10種類以上あるそうで。
 
真珠の粉もトッピングしました。
 
お店の説明によると、真珠粉とは、楊貴妃や西太后など古代の美女が愛飲して
いた美肌パウダーだ、という言い伝えがあるようです。
 
私が好きなのは、しめに加える、アロエ麺。
 
きし麺のように太い平打ち麺で、アロエが混ぜ込んである麺なんです。
 
食感がやみつきだし、アロエといえば薬として用いられてきた歴史もあるほど
の食材。
 
体調がすぐれない時や、元気をつけたい時に、ぜひ行ってみてください。
 
お店に漢方アドバイザーの方がいて、お話を聞くこともできましたよ。
 
恵比寿店 03-5704-4129
http://www.urg.co.jp/dragon/
 
 
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【4】最新科学トピック:体が透明になる?!
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2011年8月30日。
 
理化学研究所より、衝撃的な研究成果がプレスリリースされました。
 
なんと、体が透明になる試薬を開発したというのです!
 
透明人間っていつか実現するのかな~?!
 
なんて妄想を抱いたことはありませんか。
 
それが、実現に近づいているのかもしれません。
 
なぜ、透明化する必要があったのか?
 
体の中はとても複雑で、簡単には見えません。
 
そこで、蛍光物質を体内に入れて観察する方法が用いられてきました。
 
蛍光物質は発光して目印となるので、見たいところが見えるわけです。
 
ところが、蛍光物質は、体の深い奥底までいくと検出しにくくなってしまう。
 
そこで、体を透明にすれば、奥深くまで蛍光物質が検出できて、体の中をくわしく
観察できるというわけなんです。
 
これまで試してきた試薬は、透明化しようとすると、蛍光の明るさが弱くなって、
結局うまく見えないという問題点がありました。
 
それが解決したのです。
 
新しい透明化試薬は、何を利用しているかというと、尿素。
 
尿素って聞くと、どんなイメージがありますか?
 
尿・・・なんか汚そう。排泄物だし。
 
いやいや、そんなことはないんです。
 
尿素は、確かに尿に含まれていますが、安全なんです。
 
体に入った有害物質を、体内で安全な尿素にかえて、体外に出しているのです。
 
最近では、尿素配合のハンドクリーム、なんかも薬局で売っていますよね。
 
尿素は、保湿クリームにも用いられています。
 
この尿素をうまく利用することで、体を傷つけることなく透明にして、蛍光の明るさ
が激減することなく、体の深部まで観察できるようになったのです。
 
実際には、マウスの脳を透明化することに成功したそうです。
 
まだまだ透明人間には程遠いでしょうが、透明化することで体の仕組みが明らかに
なって、医療に応用できることが期待されます。
 
科学は進化していき、不可能を可能にする。
 
だから面白いですね!
 
 
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【5】お知らせ
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最後まで読んで頂きありがとうございました。
 
リクエスト、ご質問、お悩み、などメールをお待ちしております。
 
今後リクエストにおこたえしていく予定なので、
ささいな事でも、何かあれば気軽にどうぞ。
 
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ブログのメッセージや直接のお手紙などでは、
ボリューム的に全てになかなかお答えできないので、
このメルマガでじっくりお返事していきたいと思っています。
 
ぜひ交流できるメルマガにしたいので、宜しくお願い致します。
 
 
 
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