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ゲスト様
三谷晶子
Profile
職業 小説家
名前 三谷晶子(みたに あきこ)
出身地 東京
趣味 美酒美食 / 神社巡り
ブログ 三谷晶子の日々軽率。
 
Information
現代を生きる女性の夢、恋愛、挫折、希望を描く小説家。 『ろくでなし6TEEN』(小学館)、『腹黒い11人の女』(サンクチュアリ出版)などの著作を持ち、現代的な舞台設定と若い女性の気持ちを代弁したかのようなリアルな描写に定評がある。キャバクラに勤めるなどの自身の経験を反映した「あるある!」「これわかる!」と思うような共感を呼ぶ文章は、女の子の本音を小気味よく描いていると評価が高い。Webマガジン『東京ナイロンガールズ』にて連載した恋愛コラムは累計250万PVを突破。高い描写力と繊細な人間観察力を生かし、小説、エッセイ、コラムなどで活躍中。
現在を生きる女論「三谷晶子の非道徳女講座」(メールマガジン)で得られる7つの特典!
三谷晶子
現在を生きる女論
  「三谷晶子の非道徳女講座」

発行:1・15日
月額:550円(税込)
創刊:2012年12月1日

なぜ、小説家になりたいと思ったのですか?

幼い頃から本を読んで育ってきて、自分にとって一番身近な娯楽が読書でした。そして、中学生の思春期で不安定だった頃に自分の気持ちを代弁してくれているような本に出会って「小説ってすごい!」と思ったんです。その時から漠然と小説家になりたいと思っていたんですが、ずっと書けない状態でいて、そのうちに体を壊してお金を稼ぐためにキャバクラに勤めだしたんです。勤めている時もずっと小説を書くことが出来ない自分に悶々としていたんですが、ある日、そのキャバクラで中学生の時に憧れていた小説家の先生に偶然会って。不甲斐ない自分に神様が「今度こそ書け」と言ってくれていると思いました。それから、集中して小説を書くために鹿児島の沖永良部島という離島に半年滞在して小説を何作か書き上げ、それがデビューのきっかけになりました。

現在の活動について教えてください。

2012年の5月に2冊目の小説『腹黒い11人の女』を出し、2013年初旬に新刊を発売する予定です。また短編小説のアンソロジーに参加したり、珍しいところでは2012年の11月に福岡県上毛町で空いている古民家に滞在しながら東京での仕事を持ち込んで働く“ワーキングステイ”という試みに、参加しているWebマガジン『東京ナイロンガールズ』の企画で伺いました。

三谷晶子

どうしてメルマガを始めようと思ったのですか?

私はブログもやっているのですが、ブログは「読む」ものではなく「見る」ものなんですよね。あと、仕事の合間や家に帰ってからのネットサーフィンの間にちらっと覗くもの。だから、ブログではあまり長い文章を書こうとは思わないんです。けれど、メルマガなら「読む」体制で読者の方が読んでくれる。ブログは近況報告を書き、私が伝えたいことはみっちりメルマガで書こうと思いました。また、紙媒体にはつきもののタイムラグがなく、感じたことや思ったことをすぐに配信することができるのもメルマガの魅力。ちょうど、Theoryでの配信の話を頂いた時、現代の女性についての文章を、小説だけではなくコラム・エッセイとしても書きたいと思っていたところだったので、何もかもがぴったりだな、と思いました。

『非道徳女講座』とはなんですか?

メルマガのタイトルは三島由紀夫の名エッセイ『非道徳教育講座』からとりました。 人生には来るべきことがちゃんとやってくる、本当に欲しいもの、やりたいことをし始めた瞬間に怖いくらいに人生は面白くなっていく、と私は思っているのですが、そのことを信じきれない人、実感できない人も多いと思うんです。それって、世間体や人の目に縛られているから起こることなんですよ。世間体や人の目は言い換えれば、“常識”や“道徳”。今、世の中で言われている“常識”や“道徳”にどうも馴染めず、けれどその違和感がどこから来ているのかわからないなら、いっそ、そんな“常識”や“道徳”なんて取っ払ってしまえばいいと思うんです。だから、『非道徳女講座』なんですよ。内容としては例えば「本当の女子力とは」「本当の女友達とは」などをテーマに綴るメインコンテンツのほか、女についての名言・格言の紹介、交流のある著名人・文化人との「女とは」というテーマの対談などを予定しています。また、未発表の小説などもメルマガか電子書籍で配信していく予定です。

三谷晶子