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15歳の時1987年NHKドラマ「武田信玄」でデビュー。北野武監督作品「あの夏、いちばん静かな海」、「BROTHER」など多数の映画に出演。その独特な存在感と芝居で俳優として地位を確固たるものとする。2011年内中には主演作品「キリン」とグ・スーヨン監督作品「ハードロマンチッカー」が劇場公開予定。サーファー、ラッパー、映像監督としての顔を持ち、幅広いフィールドで活躍している。
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真木蔵人のメールマガジン
「蔵人独白」
月額:550円(税込)
創刊:2011年8月3日
俳優、サーファー、ラッパー、映像監督と、かなり手広く活動していて、総合活動家とでもいう感じです。そして最近もっぱらやっているのが、東北への支援活動でして、炊き出しや物資を届けるのにちょくちょく行ってます。宮城県のコースト沿いではかなりの数の土地でやってきました。そのあたりは、いいサーフスポットが多くて、友達が多かったものですから。そうやって数をこなしたもんで自分では「炊き出し五段」にはなったかと。もうすぐ名誉段かもしれません。いかにスムーズに無駄なく炊き出しができるかに、全能力をすべてかけているので。おかげで他の仕事をちょっとほったらかしちゃってたりしてますが(笑)。マスターになりつつありますし、被災地支援はこれからも続けていくつもりです。ボランティアに来る人の数もだいぶ減っちゃったし、早く復興してもらいたいですから。ただそこで出会った人との温度差も合わせながら、一緒に進んで行きたいと思っています。
自然、政治、事件、サブカルチャー…今の日本で起きている「みんなで語るべきこと」について僕なりの意見を言わせてもらう、そんな一方通行マガジンにする予定です。当面は311で浮かびあがってきた、この国のおかしな現状について物を申させてもらうことになるのではと。まあ、インターネット上には、いまだ僕の昔の原稿「友達に1個あげられるように、チューチュージュースは2個に割れるんだ」が流れているそうですから、みんなが大好きな、ああいうことを書く時もあるかと思います。BUBKAという雑誌で連載しているコラム「蔵人独白」と、こちらの「蔵人独白」は互いに補完しあう内容になっていたり、まったく別の内容になっていたりする時もあると思うので、比べて読むとより面白いという形を意識するつもりです。ただWEB版の方が文字量は多いし、検閲も少なそうなので、ついつい過激なことを書いてしまうかも知れません(笑)。
みんなインターネット使って勝手にアクセスするの好きじゃないですか。Googleで人んちの屋根とかのぞくから、僕はフルチンで庭も歩けなくなった。そういう時代なんだから、コール&レスポンスもなく他人の意見をのぞくことは出来る。だけどそこに載ってることは嘘かもしんないですよ。だってインターネットに載ってるんであって、そこに本人はいないんですから。ましてや俺はコンピューターも持ってないし、インターネットやらないので。ここに書いてあることも本当かどうか怪しいので注意しといてください! だから、このマガジンも全部うのみにしないで、自分の意見と照らし合わせて欲しいと思ってます。答え合わせみたいに、蔵人はこう言ってる、自分はこう思う、二人とも合ってるからこの考えは正しいとか、合ってない、でも蔵人は間違ってて、自分の意見は正しいと思う、でもいい。そういう形で、読者の心の中でのコール&レスポンスの場になってくれればと。