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東京大学大学院に在籍する現役東大院生タレント
現在大学院で日々様々な研究に奮闘中。 研究に励む一方で、テレビ・ラジオ出演、書籍の 執筆、講演会など、幅広く活躍。 【テレビ】たけしのコマ大数学科(フジテレビ) 【著書】東大姉妹の合格勉強術(集英社) ストップウォッチ勉強法(ワニブックス) 女性のためのやさしい数学(ブックマン社) 脳をシゲキする算数ドリル(ダイヤモンド社) |
「 Breakthrough
~木村美紀の研究ファイル~ 」
月額:880円(税込)
創刊:2011年9月12日
皆さんにとって『東大』ってどんなイメージですか?世間的には、「入るのが難しい名門」などいろんな印象があると思います。私にとっては『自分のやりたいことが叶えられる場所』なんです。
幼い頃から勉強はたくさんしてたんですけど、両親に「勉強しなさい」って言われたことって、一度もないんです。じゃあなぜ、って思いますよね?小さい頃から、何に対しても「知りたい!」「なんで?」って疑問いっぱいの子供だったんです。知りたいから答えを学ぶ、というのが当たり前になっていました。『勉強』という感覚より、『知って学ぶ』という感覚。私の中で勉強と遊びは一体化していて、楽しくて好きなんです。大学を選ぶ時も、知りたい事をとことん研究できるところがいいなって思いが自然と「東大に行きたい」に繋がったんです。
でも受験する中で、うまくいかない事や悔しいこともありました。そんな時は、ネガティブな感情をちょっと方向転換すれば、全部プラスのエネルギーに変えられるって気付たんですよ!これってすごいことで、気付いてからは、徐々に感情のコントロールができるようになっていきました。基本的には、緊張とか全然しないんです。緊張って、実は興奮の証だから、このエネルギーをプラスに放出しよう!とか発想の転換をするとすごく冷静になれるんです。
今振り返ると、東大に合格したという事実も私にとって大きなことですが、東大を目指したから得たものもたくさんありました。
一言でいうと、『学問を共有したい』という思いからです。テレビのお仕事をするようになったのは、大学の友人から「数学を勉強するバラエティ番組のオーディションがあるらしいよ」って聞いて、数学好きだし面白そうだなって勢いで、友達について行ったことが、キッカケです。
数学の問題を解き解説して終わったんですけど、すぐにスタッフの方から連絡をいただいて、そのままレギュラー出演が決まったんです。たまたまタイミングがよかったんだと思います。番組の中で、皆さんと学ぶ楽しさを共有しているうちに、ここに居たいって思いがどんどん大きくなっていきました。共演者の皆さんは本当に魅力的で、毎回いろいろ勉強させてもらっています。
好きなこと、数学をやってきたことで、色んな巡りあわせがありました。実は、どれも根底では同じで、「学びたい」っていう揺るがない軸があるんです。そして、「学んだことを共有したい、伝えたい、そこから新しいものを創りたい、世の中に残したい」という想いが、私を動かしています。
このメルマガが、いろんなことを学べる場になるといいなと考えています。学ぶことで、できなかったことが突破できるようになって、未来が切り開いていけると思うんですよ。タイトルである『Breakthrough』(ブレークスルー)は、困難の突破、現状打破、飛躍的な前進、という意味があって、いろんな角度からの発想によって心境や生活を少しでもいい方向に変えてくれるメルマガになれればという願いを込めています。
Breakthroughは、科学技術などの進展・発見という意味もあるんですが、日々進化していくサイエンスのことも紹介していきたいです。今私が研究している「ライフサイエンス」について、皆さんに身近に感じていただけるように、分かりやすく書いてみようかなって思っています。
私は何事も研究することが好きなので、毎回いろんなテーマについて深く掘り下げてお伝えします。
読者の皆さんともっと近づきたいって思っているので、「今一番何が知りたいか」「どんな話に興味があるか」
など、配信して欲しいテーマを募集したり、いただいた質問にお答えしたり、とにかく読者の方と、たくさん交流できる内容にしたいです。今まであまりお話していなかった、趣味の話でも、勉強・受験以外のプライベートな部分でもいいので、いろんなリクエストをお待ちしています。